2026年大会の最大の特徴は、完全に定着した「朝夕2部制」の運用にある。午前中の第1試合から第2試合が終わると、日中の最も危険な暑さを避けるために数時間のインターバルが挟まれ、夕方から夜にかけて残りの試合が行われる。このスケジュール変更が、視聴者の行動様式を劇的に変えた。
かつてのように「休日に昼間ずっとテレビをつける」スタイルは過去のものだ。日中の空き時間や帰宅ラッシュの電車内、夕食時のリビングなど、生活のスキマ時間にスマートフォンで視聴するスタイルが定着した。ある大手アクセス解析会社のデータによれば、夕方セッションの視聴ピークは18時30分頃、まさに通勤電車の中と家庭の食卓が重なる時間帯に集中しているという。従来のTV中継だけではカバーしきれなかった層が、ネット配信によって完全に補完されている格好だ。