90年代リバイバルや伝説的バンドの再始動が相次ぐ昨今の音楽シーンにおいて、ファンの間で常に議論の的となるのがジュディマリの再結成の可能性です。結論から述べると、現時点においてメンバー4人が揃っての再結成ライブや新曲制作が実現する可能性は「極めて低い」と見るのが音楽業界関係者の一致した見解です。
その理由として、まず挙げられるのが各メンバーの自立した音楽活動の確立です。特にYUKIはソロアーティストとして20年以上の実績を積み上げ、独自のブランドを完全に確立しており、過去のバンドの看板に頼る必要性が一切ありません。また、2001年のラストライブ『WARP TOUR FINAL』における幕引きが、バンドとしてあまりにも完璧なピリオドであったことも大きな要因です。
恩田快人や五十嵐公太、TAKUYAが個別のセッションや対談等で過去を振り返る場面はあるものの、それはあくまで成熟した音楽家同士のリスペクトに基づくものであり、商業的な再結成を急ぐ動機にはつながっていません。ジュディマリは「完結したからこそ美しい伝説」として、メンバーにとってもファンにとっても不可侵の領域として保存されていると言えます。