カタールW杯で一躍時の人となったリヴァコヴィッチは、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドといった欧州メガクラブからの関心が報じられる中、2026年8月にトルコ1部スュペル・リグのフェネルバフチェへ完全移籍を果たしました。移籍金は推定665万ユーロ(約10億5000万円)、4年契約に1年の延長オプションが付帯する大型ディールでした。
当時、なぜ5大リーグのトップクラブではなくトルコを選んだのか、ファンの間では疑問の声も上がりました。しかし、クロアチア日刊紙『Sportske novosti』をはじめとする現地メディアの取材によると、背景には「確実に正守護神としてフル稼働できる環境」を最優先した本人の強い意志がありました。メガクラブで第2GKとしてベンチを温めるリスクを避け、代表の守護神の座を守り続けるための極めて現実的なキャリア選択だったのです。
背番号40を背負ったリヴァコヴィッチは加入初年度から定位置を掴み、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグや国内リーグでビッグセーブを連発。熱狂的で知られるイスタンブールのサポーターからも「生ける壁」として絶大な信頼を獲得し、名実ともにチームの顔としてゴールマウスを守り続けています。