年収という現実を前にした時、真っ先に名前が挙がるビジネスフィールドがある。外資系金融業界、総合商社、そしてコンサルティング業界の3つだ。これらの領域では、30代前半で年収1500万円を超えるプレイヤーが珍しくない。
外資系金融業界におけるインベストメント・バンキング業務やアセットマネジメント業務は、動かす資金の規模が桁違いだ。数千億円規模のM&Aアドバイザリーを手掛けることで得られる成功報酬が、そのまま社員のインセンティブに直結する。総合商社も同様に、グローバルな資源開発や大規模インフラ投資を通じて一社員あたりの営業利益を極限まで高めている。さらにコンサルティング業界では、事業再生やDX案件の単価上昇に伴い、ベース給与そのものが引き上げられている。