安易にゴミ箱へ送る前に、標準アプリの真価を再評価する必要がある。特にブラウザのSafariは、単なるウェブ閲覧ツールを超えた進化を遂げている。プライベートブラウズの高度なトラッキング防止機能や、ページ全体の瞬時翻訳、さらにはタブグループの共同編集など、サードパーティ製ブラウザを凌駕するプライバシー保護と処理速度を両立している。
さらに強力な武器となるのが「ショートカット (Apple)」だ。この自動化ツールを使いこなせば、毎日のルーティン作業をワンタップで完結させられる。「バッテリー残量が20%以下になったら自動で低電力モードにし、画面輝度を下げる」「特定のWi-Fiに接続したら指定のプレイリストを再生する」といった高度なマクロ処理が、外部アプリを追加することなく実現する。不要だと決めつけていた初期アプリこそが、端末のパフォーマンスを最大化する鍵を握っている。