カリフラワー状のイボは表面がもろく、細い血管が多数通っているため、愛犬が後ろ足で引っ掻いたり、家具に擦りつけたりすることで容易に出血や破裂を起こします。出血を発見した際は、慌てずに以下のステップで対処してください。
【家庭での正しい応急処置手順】
まずは清潔なガーゼや滅菌コットンを患部に当て、上から指で優しく数分間圧迫して圧迫止血を行います。止血後は患部を消毒液などで過度に刺激せず、傷口を保護するためにエリザベスカラーを装着するか、清潔な包帯・犬用服でカバーして患部を舐めさせない環境を整えましょう。
一方で、飼い主自身の判断による危険な処置は厳禁です。人間用の市販イボ取り薬(サリチル酸製剤など)を塗布したり、糸や輪ゴムでイボの根元を縛って壊死させようとしたり、ハサミで切り取ろうとする行為は、激しい疼痛、細菌感染による化膿、大出血を招く恐れがあります。破裂や出血が起きた時点で、翌診療日には獣医師の診察を受けるのが鉄則です。