二次流通市場やオークションハウスでも、静かな争奪戦が加熱している。数年前に某一流ブランドとのカプセルコレクションでリリースされたレザーチャームが、当時の定価の3倍以上で取引される例も報告されている。
限定生産品や周年記念モデルは、発売直後に店頭から姿を消す。都内の有力ヴィンテージショップのバイヤーは「海外からのコレクターの引き合いが極めて強い。特に90年代のグラフィックを現代の高級素材で再現した復刻モデルは、入荷した瞬間に売れていく」と証言する。実用的なファッション小物でありながら、一種のアートピースや資産としての価値を持ち始めている点が実に興味深い。