据え置き型コンロを自分で設置する際、最も致命的なミスとなりやすいのが「ガス種の不一致」です。日本の家庭用ガスには大きく分けて「都市ガス(12A/13A)」と「プロパンガス(LPG)」の2系統があり、両者は燃焼に必要な空気の比率や発熱量が全く異なります。
もし都市ガス専用のコンロにプロパンガスを通したり、その逆を行ったりすると、激しい不完全燃焼を起こして致死量の一酸化炭素が発生するか、異常燃焼による爆燃火災を招きます。機器を購入する前に、都市ガスプロパンガス見分け方を必ず実践してください。
見分け方のポイントは以下の3点です。
- 毎月の検針票・領収書を確認する:請求元が「〇〇ガス(東京ガス、大阪ガスなど)」と明記されているか、「LPガス販売業者」となっているかを確認するのが最も確実です。
- 建物の外回りを見る:敷地内にグレーのガスボンベが設置されていればプロパンガス、道路下の地中配管から引き込まれてガスメーターのみが設置されていれば都市ガスです。
- 接続ホース(ゴム管)の色を見る:現在接続されているホースが「薄茶色(ベージュ)または白・ピンク」なら都市ガス用、「オレンジ色」ならプロパンガス用です。
また、コンロ本体の側面や取扱説明書に貼られている銘板シールに「都市ガス用 12A・13A」または「LPガス用(LPG)」と大きく表記されています。中古品を譲り受ける場合やオークションで購入する際は、特に細心の注意を払ってください。