三菱グループ内には、長年の歴史と企業規模に基づいた明確な力関係が存在します。その頂点に君臨するのが、いわゆる「三菱グループの御三家」です。
御三家を構成するのは、以下の3社です。
1. 三菱重工業(グループの源流であり技術・防衛の象徴)
2. 三菱商事(グローバル展開と総合事業開発の旗頭)
3. 三菱UFJ銀行(強大な資金力でグループを支える金融の要)
金曜会の運営を取り仕切る「世話人」も、原則としてこの御三家の首脳が交代で務める慣例となっています。金曜会における着席位置や発言の重みにおいても、御三家は別格の扱いを受けています。
御三家に次ぐ準主力グループとして、三菱地所、三菱電機、東京海上日動火災保険、日本郵船などが位置づけられ、これらが金曜会の中枢幹事会を支えています。近年では、国家安全保障やエネルギー安全保障の重要性が高まるにつれ、防衛装備品の中核を担う三菱重工業と、資源・次世代エネルギー開発で莫大な利益を生み出す三菱商事の発言力が一段と強まっています。