妊娠初期(妊娠4週〜15週頃)は、胎児の脳や心臓、内臓など主要な器官が猛スピードで形成される極めて重要なフェーズです。この時期のよもぎ蒸しが特に危険視される背景には、大きく分けて2つの医学的リスクが存在します。
1点目は、母体の深部体温が急激に上昇することによる胎児への悪影響です。妊娠初期に母体が高熱環境に長時間さらされると、神経管閉鎖障害などの胎児奇形や流産のリスクが高まることが複数の研究で指摘されています。2点目は、着床間もない子宮環境への刺激です。骨盤内の血流が急激に変化することで子宮が過剰に収縮し、切迫流産を引き起こす危険性があります。