栄養成分表の主要3大栄養素(PFCバランス)には現れない、鶏胸肉特有の決定的な強みがあります。それが抗疲労成分として医学的にも研究が進む「イミダペプチド(カルノシン・アンセリン)」の存在です。
イミダペプチドは、渡り鳥が何千キロもの距離を休むことなく飛び続けられるスタミナの源泉として解明されたジペプチドです。活性酸素によって発生する細胞の酸化ストレスを軽減し、自律神経の消耗を防ぐ抗疲労効果が報告されています。
このイミダペプチドは、羽を動かし続ける大胸筋(=鶏胸肉)に極めて高い濃度で蓄積されています。ささみにも含まれてはいるものの、単位量あたりの含有量と日常的な摂取しやすさを考慮すると、鶏胸肉が圧倒的に効率的な供給源となります。厚生労働省の研究班による抗疲労プロジェクトの公表知見においても、1日あたり約200mg(鶏胸肉約100g相当)を継続摂取することで疲労予防・回復に好影響を及ぼすことが示されています。
「激しいウェイトトレーニングで身体を追い込んでいる」「仕事の過重労働とダイエットを両立させなければならない」という現代人にとって、肉体疲労と脳の疲労を同時にケアできる鶏胸肉は、単なるタンパク質源を超えた機能性食品としての価値を持ちます。