車の部位名称完全図解!修理見積もりで損しない外装・内装パーツ徹底解説

車の部位名称完全図解!修理見積もりで損しない外装・内装パーツ徹底解説

車の部位名称完全図解!修理見積もりで損しない外装・内装パーツ徹底解説の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

日常的にドライバーの視界に入り、触れる機会が多いにもかかわらず、プロの間でも呼称が混同されやすいのが車内装パーツ名称です。その代表例が「ダッシュボード」と「インストルメントパネル(インパネ)」の概念です。

この二つの部位には歴史的・構造的な決定的な差異が存在します。

  • ダッシュボード:語源は19世紀の馬車時代、馬の蹄が跳ね上げる泥や小石を遮断するために客席前方に設置された木製の「泥除け板(Dash-board)」に由来します。現代の自動車においては、フロントガラスの直下に広がる樹脂やレザーで覆われた上面の大きな覆い全体(トリム)を指すのが構造上の正式な定義です。
  • インストルメントパネル(インパネ):その名の通り「計器盤(Instrument Panel)」を意味します。速度計、タコメーター、警告灯類、さらにはエアコンの吹き出し口やオーディオ、ナビゲーション画面が埋め込まれた操作面・計器盤のユニットそのものを指します。

2026年現在のコクピットデザインにおいては、メーター類とセンターディスプレイが大型の湾曲有機ELパネルでシームレスに一体化される傾向が強まっており、ダッシュボードとインパネの違いは外見上曖昧になりつつあります。しかし、パーツカタログや整備マニュアル上は、骨格としてのダッシュパネル、内装材としてのダッシュボードアッパー、そして電装機器を格納するインパネアッセンブリーとして明確に分別して管理されています。

運転席と助手席の間に横たわる仕切り部分はセンターコンソールと呼ばれます。シフトセレクターやパーキングブレーキスイッチ、ドリンクホルダー、アームレスト下部の収納ボックスが一体となった空間です。EVシフトが進んだ車種では、フロア中央を貫くプロペラシャフトのトンネルが不要になったため、センターコンソールが宙に浮いたような「フローティングデザイン」や、ウォークスルーが可能な可動式コンソールがトレンドとなっています。コンソール周りのパネルはピアノブラックやソフトパッドなど質感の高い素材が使われるため、鍵やスマートフォンを落とした際の引っかき傷に対する補修相談が後を絶ちません。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。