映画界もまた、ゴリラ特有の臀部と下半身が醸し出すダイナミズムに魅了され続けてきた。映画史に輝く古典『キング・コング』から、大迫力の怪獣アクションを描く『ゴジラxコング 新たなる帝国』に至るまで、巨獣が大地を踏みしめ咆哮する場面の説得力は、腰回りから臀部にかけての筋肉の挙動に宿る。
現代のCGアーティストたちは、解剖学的な正確さをもって類人猿の後ろ姿をモデリングする。さらに近年では、Netflixやナショナル ジオグラフィックが手がける野生動物ドキュメンタリーが高精細な映像を配信し、野生の類人猿が持つ本物の躍動感を茶の間に届けている。スクリーンの中のフィクションと、ドキュメンタリーが映し出すリアルな生態。その双方が交差することで、彼らの肉体美への関心は一段と高まっている。