近年、美術手帖やTokyo Art Beatといったアートメディアが相次いで特集を組むなど、美術館・博物館業界全体における当館の存在感は際立っている。巨大な国立施設が大規模な国際展を次々と打ち出すなかで、大衆出版美術というニッチでありながら極めて重要な領域を半世紀近く守り続けてきた功績は計り知れない。
文京区観光協会が発信するカルチャーマップにおいても、歴史ある街並みと現代のサブカルチャーを繋ぐ重要拠点として位置づけられている。単なる過去の遺物展示にとどまらず、現代のイラストレーターや漫画家たちに絶え間ないインスピレーションを与え続ける生きたアーカイブとしての機能が、国内外の目利きたちを惹きつけてやまない理由だ。