「来」の筆順を巡っては、大人でも無意識に自己流の順番で書いているケースが目立ちます。特に見られる誤答パターンは主に3つに集約されます。
最も多いのが、「1画目の横画を書いた直後に、中央の縦棒を貫通させてしまう」パターンです。「十」のような十字を先に作り、その後に横棒や点を肉付けしていく書き方ですが、これは明確な誤りです。
次に多いのが、「上下の横画を2本続けて引いた後、中央の縦棒を書き、最後に左右の点を打つ」パターンです。漢字の「未」や「末」の筆順と頭の中で混同してしまい、横棒2本と縦棒を先行させてしまう心理が働きます。
そして3つ目が、「左右の点を最後の6・7画目に付け足す」パターンです。「木」という基本形に2つの点が添えられているように視覚認識してしまうため、土台をすべて書き終えた後に点を打ってしまう人が後を絶ちません。