北浜の熱量は、敷地内だけに留まらない。3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の海の玄関口として、高松港周辺は世界中から注目を集めるアートの結節点となった。これに伴い、高松市役所をはじめとする行政や民間主導によるウォーターフロント再開発が着実に進展している。
港の回遊性を高めるプロムナードの整備や、周辺の古い建造物を活用したサテライト拠点の設置など、エリア全体が有機的につながり始めている。点から面への広がり。北浜が点火したリノベーションの火種は、高松のベイエリア全体を包み込む大きな潮流へと成長を遂げた。