世界的な建築家である安藤忠雄氏のコンセプト思想が、このプロジェクトの根底には脈々と流れている。無機質なコンクリートと圧倒的な生の植物が対話するその造形美は、建築ファンならずとも息をのむ美しさだ。「都市に呼吸する森を作る」という安藤氏のヴィジョンに、命を吹き込んだのが日本の最高峰の施工技術を誇る竹中工務店である。
川の上に広大な緑地を造形するという過酷な構造的課題に対し、竹中工務店は最先端の超軽量高強度コンクリートと自動灌水システムを導入。耐震性と環境配慮を高次元で両立させた技術的ブレイクスルーは、国内外の建築関係者から熱い視線を浴びている。