誕生は2013年。「サンリオ食べ物キャラクター総選挙」で堂々の1位を獲得し、翌年に本格デビューを果たした。サンリオといえば、ハローキティやマイメロディのような愛くるしいファンシーキャラの王道だ。そこに突如として現れた「生の魚肉」というコンセプトは、社内でも異端中の異端だったという。
しかし、そのシュールな外見とは裏腹に、活動実績は極めて本格派だった。農林水産省から「魚食普及大使」に任命され、食育イベントや水産業のPRに引っ張りだこに。ただのウケ狙いにとどまらず、日本の豊かな食文化と社会課題をつなぐ架け橋としての実利を伴っていた点は、他のゆるキャラと一線を画す。