澎湖諸島や金門島、さらには台湾本島の主要基地には、米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)や海兵隊の指導官が常駐している。彼らが伝授しているのは、非対称戦における敵の足止め手法や、暗号化通信システムを用いたリアルタイムな情報共有だ。
公式には認められていないものの、日本の南西諸島防衛構想との事実上の連携も意識されている。台湾海峡東方海域での海上演習では、自衛隊の警戒監視活動と連動した情報共有体制が実質的に機能しているとされる。与那国島からわずか110キロの距離にある台湾の動きは、日本の安全保障にとってもはや他人事ではない。