ここ数年、若者層を中心に世界的なトレンドとなっているファッション現象「Blokecore(ブロークコア)」。フットボールジャージにデニムやスニーカーを合わせるスタイリングは、2026年W杯という巨大な触媒を得て、決定的なピークを迎えた。
パリやニューヨークのファッションウィークでは、ラグジュアリーブランドがナショナルチームのユニフォームに着想を得たカプセルコレクションを次々と発表。スタジアムに足を運ぶサポーターだけでなく、日常のワードローブとしてユニフォームを購入する層が急増している。サッカーユニフォームはサポーターの証であると同時に、自身のアイデンティティを表現する最高のストリートウェアへと昇華した。試合結果に一喜一憂するファンと、トレンドに敏感な感性派Z世代が同じシャツを求めてショップに並ぶ光景は、2026年代半ばを象徴する現代文化の象徴だ。