広大な七色ダムを攻略するためには、特徴の異なる各筋の特性を正しく理解しておく必要があります。なかでも実績が高いのが大又川と西の川、そして北山川本流筋の3大エリアです。
大又川筋は、最上流のバックウォーターから下流のワンド群まで多様なカバーが存在する超一級ポイントです。水通しが良く、春から秋にかけて常にフレッシュな魚が供給されるため、サイトフィッシングやドリフト釣法のメインステージとなります。水質がクリアな日は、立ち木やスタンプのシェードに身を潜めるビッグバスに対してロングキャストでアプローチするのが鉄則です。
一方の西の川筋は、水温が上がりやすく、春の訪れとともに最も早くスポーニングを意識した個体が差してくるエリアとして知られます。両岸の岩盤(インレット)や倒木周りを、ノーシンカーリグやスモラバで丁寧に刻むアプローチが極めて有効です。
七色ダムの水位・放流情報にも常に気を配る必要があります。発電所の稼働に伴い、短時間で数十センチ単位の水位変動が発生するため、減水時はアウトサイドのブレイクや立ち木のディープ側、増水時はオーバーハング下や冠水ブッシュの奥を狙うといった臨機応変なエリア選択が釣果を大きく左右します。