「筋肉は裏切らない」に相当するニュアンスは、海外のフィットネスカルチャーにおいても共通の美学として親しまれています。
直訳に近い表現としては"Muscles never betray you."や"Muscles never lie."(筋肉は嘘をつかない)が使われますが、英語圏で最も象徴的かつ重厚な名言として知られているのが、ミュージシャン兼作家のヘンリー・ロリンズ(Henry Rollins)が遺した次の言葉です。
"The Iron never lies to you."(鉄は決して嘘をつかない)
彼のエッセイ『Iron and the Soul』に登場するこの一節は、「200ポンドの鉄はいつでも正確に200ポンドであり、自分のごまかしや言い訳は一切通用しない」という厳格な真理を説いています。世界中のトレーニーが共鳴する「ウエイトと筋肉の前では誰もが平等である」という哲学は、国境を越えて同一の価値観を形成しています。