悲劇が起きたのは、2015年2月14日午後8時半頃のことでした。場所は東京都渋谷区道玄坂にあるマンションの7階。ここは父である草刈正雄の個人事務所として使われており、普段から雄士が自身の絵画制作や音楽活動などのクリエイティブワークを行うアトリエのような拠点でもありました。
当日の夜、ビルから人が転落したとの通報により警察や救急隊が駆けつけ、現場で倒れていた雄士は心肺停止の状態で病院に救急搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。享年25という早すぎる旅立ちでした。
一報を受けた草刈正雄はパジャマ姿のまま現場マンションへ駆けつけ、変わり果てた息子の姿を前に路上で激しく泣き崩れ、絶叫したと報じられています。その悲痛な姿は、現場を目撃した関係者や通行人の胸を締め付けました。