喉の奥の要「茎突舌骨筋」とは?解剖学と嚥下・首の痛みの真相を解説

喉の奥の要「茎突舌骨筋」とは?解剖学と嚥下・首の痛みの真相を解説

喉の奥の要「茎突舌骨筋」とは?解剖学と嚥下・首の痛みの真相を解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

喉周辺の筋骨格系を正しく把握するうえで、まず押さえておきたいのが茎突舌骨筋の起始停止です。この筋肉は、頭蓋骨の底部にあたる側頭骨の細長い突起「茎状突起」の基部後面から起始します。そこから前下方へと斜めに走行し、喉仏の上部に位置する「舌骨」の体部と大角の境目付近に停止します。

解剖学上の大きな特徴として、停止部の直前で筋腹が二股に分かれ、その間を顎二腹筋中間腱が貫通する独特なスリット構造を持つ点が挙げられます。この立体的な配置により、首の深部で他の筋肉と干渉せずに安定した張力を発揮できます。

支配神経は脳神経の第VII求心・遠心路である顔面神経(茎乳突孔を出た直後に分枝する枝)です。首周りの筋肉でありながら、表情筋と同じ顔面神経支配を受ける点は、発生学的な第2咽頭弓(舌骨弓)由来であることを明確に物語っています。理学療法の解剖学国試対策においても、三叉神経支配の筋と混同しやすい頻出トラップとして知られており、正確な知識の整理が欠かせません。

中島 亮太
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中島 亮太

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