歴代の「松任谷由実 名曲ランキング」において、『春よ、来い』や『やさしさに包まれたなら』『真夏の夜の夢』などと並び、常にトップクラスに君臨し続ける『ひこうき雲』。この楽曲の普遍的な魅力は、国内外の著名アーティストたちによるカバーの多さからも証明されています。
これまでに柴咲コウ、綾瀬はるか、My Little Lover、鬼束ちひろ、上白石萌歌など、世代やジャンルを超えた実力派シンガーたちがそれぞれの解釈でこの歌を歌い継いできました。女性ボーカルのみならず男性アーティストやジャズミュージシャンによるインストゥルメンタルカバーも数多く存在します。
誰が歌っても芯にある「命への慈しみ」が損なわれない強固なメロディと詞の世界。時代が移り変わり、デジタル配信やSNSを通じて音楽と出会う世代にとっても、『ひこうき雲』は色あせることのない心の原風景として深く根を下ろしています。