高校卒業後の小泉進次郎氏の学歴は、日本の政治家のなかでも極めてユニークな軌跡を描いています。高校から内部進学という形で関東学院大学経済学部へ進学した小泉氏は、大学時代も軟式野球部に所属しながら学生生活を送りました。
しかし、大学卒業を控えた時期に大きな転機が訪れます。「本気で政治の道を志すなら、世界水準の知見と英語力を身につけなければならない」と決意し、海外留学を目指して猛勉強を開始したのです。周囲からは無謀とも囁かれましたが、一日十数時間の英語学習を重ね、見事にアメリカの名門コロンビア大学大学院の修士課程(政治学部)への合格を勝ち取りました。
2006年に同大学院で政治学修士号を取得した後は、ワシントンD.C.の著名なシンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)で非常勤研究員として勤務。国際政治の最前線で実践的な経験を積んだ後、帰国して政界への出馬に至りました。中堅大学の出身から世界最高峰の舞台へと駆け上がったこの経歴は、小泉氏の並外れた集中力と努力の証と言えます。