スマートバンド(アクティビティトラッカー)という製品群がガジェット好きの玩具から一般層の必需品へと昇華した背景には、Xiaomi(シャオミ / 小米科技)の冷徹なまでのプロダクト戦略が存在する。創業者である雷軍(Lei Jun)氏が掲げた「優れた製品を適正な価格で人々に届ける」という哲学は、この6代目モデルにおいてひとつの完成形を見た。
ハードウェアの製造とアルゴリズムの共同開発を担ったZepp Health Corporation(旧Huami)とのタッグにより、極限まで抑えられた原価と高度なバイオメトリクス技術が融合。当時のウェアラブルデバイス市場において、1万円を大きく下回るプライスアクションで競合他社を圧倒し、グローバルシェアを塗り替える原動力となった。