ファンの熱量を可視化するグッズ市場でも、大きな構造変化が起きています。その中心にあるのが、全国各地の商業施設で拡大を続けるカプセルトイ(ガチャガチャ)専門店の存在です。
数百円という手頃な価格帯でありながら、細部まで精巧に作られたミニチュアフィギュアやラバーマスコットは、見つけるやいなや即完売するケースも珍しくありません。手に入れた戦利品をその場でスマートフォンで撮影し、「#ガチャガチャ」「#ぬい撮り」などのハッシュタグをつけて投稿するまでが一連のエンターテインメント体験として完成されています。
さらに、推しキャラクターのマスコットを普段使いのハイブランドバッグや通学リュックにジャラジャラと複数付けるスタイルが定番化。オタクカルチャーの象徴だった「痛バッグ」から、日常のコーディネートに馴染ませるファッショナブルなチャーム使いへと進化を遂げています。