ウーリースピンテープのポテンシャルを100%引き出すには、ミシンのセッティングと縫製手順に明確なコツがあります。手持ちの設備に合わせて実践してください。
1. ロックミシンを使用する場合(推奨環境)
2本針4本糸のロックミシンを使うのが最も美しい仕上がりになります。多くのミシンには「バルキー押え」と呼ばれるテープ通し用のスリット穴が付いた専用押えが用意されています。この穴にロックミシン ウーリースピンを上から通し、押えの下から後ろ側へとテープを流し込みます。
縫う際は、前身頃と後身頃を中表に重ね、テープが「後身頃側」の縫い代に乗るようにセットします。メスでテープを切ってしまわないよう、テープの右端を縫い代の切り落としラインより1〜2mm左側に這わせながら、テンションをかけずに生地と一緒に送り込んでいくのがプロの技法です。
2. 家庭用ミシンで縫う場合の重要ポイント
家庭用ミシンでも十分に綺麗に縫い付けられます。その際の絶対条件が、糸と針の選定です。ミシン糸にはニット専用の伸縮糸であるレジロン ミシン糸をセットし、針も必ず先端が丸くなったニット専用針(11番前後)を使用してください。
後身頃の肩の縫い代線に合わせてテープを置き、待ち針ではなく手芸用クリップや仮止め用の水溶性両面テープで軽く固定します。直線縫いではなく、わずかに振り幅を持たせた「ごく小さなジグザグ縫い」または「伸縮直線縫い」を選択することで、テープの伸縮性を殺さずに縫い止めることができます。これが美しいウーリースピンテープ 縫い方の基本です。
3. ギャザー寄せへの応用技法
補強とは逆に、意図的にテープを引っ張りながら縫うことで、驚くほど均一で美しいギャザー寄せ ウーリースピンテープのテクニックが完成します。子供服の袖山やスカートの切り替え部分において、完成寸法にカットしたテープを均等に引っ張りながらロックミシンで縫い合わせると、生地に均一なギャザーが寄り、なおかつ縫い代が伸び縮みするため、着用時の突っ張り感がなくなります。