都心部を中心にビルメンテナンス・不動産管理を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。老朽化が進む中低層ビルの増加に対し、熟練技能者の高齢化と離職が進むことで、維持管理の手が回らなくなる現場が後を絶たない。こうした社会問題に対し、どのような打ち手が有効なのか。
地域密着型の機動力を持ちながら、一元管理による業務効率化を推し進めるアプローチが脚光を浴びている。点検から修繕、予防保全までを別々の業者に分注する従来型の縦割り構造から脱却し、単一の窓口で包括的に管理することが、結果として建物の資産価値を守る最良の防壁となっている。