分類学において、本種はスジトカゲ上科トカゲ科のアオジタトカゲ属(Tiliqua)に属する。学名は Tiliqua gigas evanescens。広大なインドネシア共和国の東部に位置するハルマヘラ島とその周辺諸島に固有の亜種であり、現地では鬱蒼とした低地熱帯雨林の林床や湿地帯を主な生活拠度としている。
近代の爬虫類学(Herpetology)の研究知見によれば、ハルマヘラ産の個体群は他地域のアオジタトカゲと比較して、四肢が真っ黒に染まる「漆黒の脚」と、腹部に現れる濃密な黒い網状斑紋が特徴とされる。全長は成体で55〜60cmほどに達し、胴長短足のシルエットと鮮烈なコバルトブルーの舌の対比が、観察者の目を奪って離さない。