柳原可奈子のビジュアル面における最大の功績は、2013年に創刊された日本初のぽっちゃり女子向けファッション誌『la farfa(ラ・ファーファ)』の初代カバーガールを務めたことです。この出来事は、それまで「自虐ネタ」や「お笑いの道具」として消費されがちだったふくよかな体型を、「スタイリッシュで可愛い自己表現」へと一変させました。
同誌において彼女は、デコルテラインを大胆に見せた華やかなドレスや、脚のラインを美しく見せるスタイリングを披露しました。これが一部の男性週刊誌や青年漫画誌の巻頭企画などで特集された際、いわゆる「着痩せグラビア」や「健康美グラビア」として紹介された経緯があります。
当時のインタビューにおいて、彼女は自身の体型について「太っているからといって地味な服を着るのはもったいない。似合う色やカッティングを選べば、女の子は誰だって輝ける」と力強く語っていました。自らのコンプレックスを隠すのではなく、チャーミングな個性として堂々と提示した姿勢が、結果として男女問わず多くの人々を惹きつけ、「グラビア」という文脈で語られる原動力となったのです。