Q1:ミシン糸で「60番」と「30番」はどちらが太いですか?
A1:30番のほうが太いです。ミシン糸に多く使われる番手表示は「恒重式」のため、数字が小さくなるほど太く、数字が大きくなるほど細くなります。デニムや帆布などの厚地には30番、一般的なシャツや綿生地には60番、薄手のシフォンなどには90番を使用します。
Q2:タイツやストッキングの「デニール」とミシン糸の「番手」の違いを一言で覚える方法は?
A2:「タイツ(デニール)は数字が大きいほど分厚く濃い、ミシン糸(番手)は数字が大きいほど細い」と覚えるのが最もシンプルです。デニールは長さ固定の重さ測定(恒長式)、番手は重さ固定の長さ測定(恒重式)という逆の計算方法をとっているためです。
Q3:初心者が最初に揃えるべき毛糸やかぎ針の太さはどれですか?
A3:「並太毛糸」と「6/0号〜7/0号のかぎ針(または7〜8号の棒針)」の組み合わせが最適です。細すぎる糸は編み目が見えにくく、太すぎる超極太糸は手の力加減が難しいため、手元が見やすく編み地が安定しやすい並太がベストです。
Q4:刺し子をする際、刺繍糸やミシン糸で代用できますか?
A4:代用自体は可能ですが、風合いや耐久性が異なります。刺し子糸は毛羽立ちが少なく撚りが甘いため、布通りの良さと独特の素朴な立体感が出ます。25番刺繍糸を使う場合は2〜3本取り、ミシン糸を使う場合は20番〜30番の太口糸を使うと近い風合いを出せますが、伝統的な幾何学模様を美しく引き立たせるには専用の刺し子糸(中太または細糸)の使用を推奨します。