現在、主要駅周辺の金券ショップを歩くと、かつて新幹線切符がズラリと並んでいた陳列ケースには商品券やテーマパークの入場券、航空会社の株主優待券が押し寄せています。実際に新橋駅前や梅田地下街のチケットショップ数店舗を定点観測したところ、東海道新幹線の乗車券・特急券がそのままの形で販売されているケースは事実上ゼロという状況が確認できました。
SNSや知恵袋などのコミュニティ上でも、旧来の習慣にとらわれた利用者の困惑の声が散見されます。
「久しぶりの大阪出張で新橋の金券ショップを回ったら、新幹線の切符がどこにも売っていなくて焦った」
「店員に聞いたら『回数券は数年前に終わりました』と冷たく返され、結局スマホから定価で買った」
こうした体験談が後を絶ちません。店頭に目立つ赤文字で「新幹線回数券の取り扱いは終了しました」と告知POPを掲示している店舗も多く、「駅前の金券ショップへ駆け込めばなんとかなる」という常識は完全に崩壊しています。