ネット上で定期的に炎上するテーマに「カドショ=体臭がきつい」という衛生問題があります。掲示板やSNSでは「入店した瞬間に異臭がした」「風呂に入っていないプレイヤーが密集している」といった過激な体験談が面白おかしく拡散されがちです。
しかし、実際のカドショ 臭い 対策の最前線を取材すると、業界全体の並々ならぬ危機感と自浄作用が見えてきます。2026年以降、大手カードショップでは業務用大型空気清浄機の複数台設置はもちろんのこと、店内に「清潔な身だしなみでのご来店をお願いします」「過度な体臭や衣類の汚れが見受けられる場合、対戦スペースのご利用をお断りすることがあります」といった明文のガイドラインを堂々と掲示する店舗が標準化しました。
とある大型店のマネージャーは、「以前はデリケートな問題として注意をためらう空気もありましたが、現在は女性客やファミリー層を守るため、基準を満たさないお客様には個別にお声がけして退出を願う毅然としたオペレーションを敷いています」と語ります。密閉空間に数十人が長時間滞在すれば熱気がこもる物理的現象はあるものの、「不衛生を放置している店舗」は競争原理の中で淘汰されつつあるのが現実です。
むしろ見落としてはならないのは、現代社会においてカードショップが孤独な現代人の貴重なサードプレイス(第3の居場所)として機能している点です。会社や学校の肩書を脱ぎ捨て、同じ趣味とルールを共有する仲間とリアルな盤面を挟んでコミュニケーションを交わす。デジタル全盛の時代だからこそ、対面でカードを手渡し、笑顔で握手を交わすアナログな温もりを求めて人々が集まっているという本質を見誤ってはなりません。