「幻想水滸伝」といえば、切っても切り離せないのが108人の仲間=「108星」を集めるシステムだ。
本作でもその根幹は揺るがない。しかし、集めるプロセスと個々のキャラクター描写には、かつてない深みが加わった。ただ仲間を「集める」作業ではなく、ひとりひとりの人生と拠点がリアルタイムにリンクしていく動的なエコシステムが構築されている。
仲間に加わったキャラクターは、拠点の発展だけでなく、広大なマップ上の探索ルートや外交交渉、果ては戦闘の戦術オプションにまでダイレクトに影響を与える。一見目立たない町人や職人でさえも、戦況を一変させる重要なキーマンになり得るのだ。選択肢一つで仲間になるか敵対するかが変化する過酷なドラマ性は、プレイヤーごとに全く異なる体験を生み出す。