鹿児島市内で休日に急病人が発生した際、一次救急の砦となるのが「鹿児島市休日当番医」の輪番体制です。鹿児島市医師会の公開データによると、市内の約93におよぶ登録医療機関が地域ごとにローテーションを組み、日曜・祝日および年末年始の診療を分担しています。
内科や外科の在宅当番医には、市街地エリアの中央病院(泉町)やかごしま高岡病院(西千石町)、南部の与次郎米盛クリニック(与次郎一丁目)、郡元エリアの松岡内科など、各地区の主要クリニックや病院が名を連ねています。ただし、これらは固定の救急病院ではなく、毎週異なる医療機関が当番を務めるシフト制です。「先月受診した病院が今週も空いている」という思い込みは通用しないため、受診日当日の朝に最新の当番リストを確認しなければなりません。
当番医の診療時間は、原則として9:00から18:00までです。注意すべきは、多くの医院で12:00〜14:00前後に昼の休診やスタッフの交代休憩が設定されている点です。受付終了時間は17:30前後に設定されているケースが多く、18時ぎりぎりの駆け込みは検査機器の稼働状況や重症者の処置によって対応できない事態を招きます。
一方、子どもの体調急変に対応する「鹿児島市小児科当番医」も同様に輪番が敷かれています。小児科は成人内科とは別に単独枠で組まれることが多く、小児特有の痙攣や脱水に対応できる専門医が待機しています。休日昼間の当番医スケジュールは、鹿児島市医師会の公式ウェブサイトをはじめ、鹿児島県医師会の郡市当番医情報、週末の地元紙(南日本新聞)の朝刊紙面にて毎週末更新されています。