Q1:救急車が有料化された場合、具体的にいくら支払うことになりますか?
A1:先行導入している三重県松阪市や検討中の自治体では、大病院の初診選定療養費をベースにした「7,700円(税込)」前後が主流です。海外のように数万円〜数十万円といった高額請求になる可能性は、現在の日本の公的医療保険制度の枠組みでは極めて低く、あくまで不要不急の受診を抑制するための定額設定となっています。
Q2:自分や家族の体調が悪く、呼ぶべきか迷ったときはどうすればいいですか?
A2:迷った際は、119番をかける前に救急安心センター事業「#7119」(子どもの場合は「#8000」)に電話してください。医師や看護師などの専門スタッフが症状を聞き取り、救急車を呼ぶべき緊急事態か、翌朝の通常受診でよいかを客観的にアドバイスしてくれます。相談履歴がある場合は、搬送後に費用請求を免除される仕組みを導入している自治体もあります。
Q3:入院にならなかったら、どんな病気でも必ず有料になってしまうのですか?
A3:決して機械的に全額徴収されるわけではありません。例えば「急激な激痛で動けず救急搬送されたが、精密検査の結果、入院不要と診断され帰宅した」といったケースでも、医師が『救急要請に十分な緊急性や正当な理由があった』と医学的に判断した場合は、費用の徴収が免除される運用が一般的です。悪質なタクシー代わり利用と、やむを得ない通報は区別されます。