近代日本を拓いた大隈重信の素顔!早稲田創設と通貨改革の真相

近代日本を拓いた大隈重信の素顔!早稲田創設と通貨改革の真相

近代日本を拓いた大隈重信の素顔!早稲田創設と通貨改革の真相の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

政治家としての大隈を語る上で、高等教育の発展に注いだ情熱を外すことはできない。明治十四年の政変で下野した翌年、大隈は東京専門学校を創設した。現在の早稲田大学である。

当時、官立の帝国大学が官僚養成を主目的としていたのに対し、大隈が掲げた理念は「学問の独立」だった。政府の権力に屈しない自由な批判精神を持った人材を育てること。この明確な思想のもと、早稲田大学は在野の精神を持つジャーナリストや文学者、実業家を次々と輩出した。大隈自身は教壇に立つことは少なかったが、学生たちを我が子のように愛し、邸宅を開放しては議論を交わしたという。国家の近代化は制度だけでなく、民間の自立した知性によって支えられるべきだという彼の信念は、今も大学の校風に息づいている。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。