大統領夫人として脚光を浴びる一方、ブリジット夫人は悪質なネット上の誹謗中傷に晒されてきました。その代表例が、2026年頃からSNSを中心に拡散された「ブリジット夫人は男性(ジャン=ミシェル・トロニュー)として生まれ、後に性転換した」という奇奇怪怪なトランスジェンダー陰謀論です。
この荒唐無稽なデマは、極右勢力や陰謀論者のYouTube配信などを通じて拡散され、海外の著名ポッドキャストなどにも波及しました。しかし、名指しされた「ジャン=ミシェル」とは実在するブリジット夫人の実兄であり、幼少期の家族写真や行政記録からも完全なデマであることが証明されています。
夫人とその家族は名誉毀損で首謀者らを刑事告訴。フランスの裁判所は首謀者たちに対し有罪判決と損害賠償の支払いを命じる判決を下しました。マクロン大統領自身も「女性に対する卑劣な攻撃であり、完全な捏造である」と公式に怒りを表明し、断固たる姿勢でフェイクニュースを粉砕しています。