市内で目撃されている個体の多くはツキノワグマとみられる。体長1メートル前後の個体であっても、その筋力と爪の威力は人間を容易に負傷させる。万が一、至近距離で遭遇してしまった場合の鉄則は「大声を出さず、走って逃げない」ことだ。
背中を向けて走ると、クマは本能的に獲物を追う習性がある。視線をそらさず、ゆっくりと後退しながら距離を取るのが基本行動となる。万が一攻撃されそうになった場合は、両腕で首の後ろや頭部を覆い、地面に伏せて急所を守る姿勢(クッション体勢)をとることが推奨されている。クマスプレーの携行もきわめて有効な防衛策だ。