かつてテーマパークの年間パスポートといえば、数回通えば元が取れるファン垂涎のアイテムだった。しかし2026年の現在、状況は一変している。主要パークが導入する年間パスポートのグレード分類はさらに細分化され、最上位ランク以外のパスには怒涛のように利用不可の日が割り当てられている。
特にハロウィーン期間やクリスマスシーズン、ゴールデンウィーク前後の土日などは軒並み制限の対象だ。数万円のパスを購入したにもかかわらず、本当に訪れたいイベント開催日には入場すらできない。現地取材に応じた30代の会社員女性は「休みの日に限って使えない。カレンダーの半分近くがグレーアウトしていて、買う意味があったのか自問自答している」と悔しさを滲ませる。