ポポラスの花の準備は、実は開花前年の秋から始まっている。秋から冬にかけて、枝の先や葉の脇に小さな緑色の粒が出現する。これこそが開花の準備を進めるつぼみの赤ちゃんである。
冬の厳しい寒さを乗り越え、春の陽気が訪れる4月頃、つぼみは急激に膨らみを増す。硬いキャップ(蓋)が黄色味を帯び、内側からの圧力に耐えかねるようにして開く瞬間は実に劇的だ。
- 秋〜冬: 枝先に小さながく(つぼみ)が形成される。この時期の霜対策が重要。
- 3月〜4月: つぼみが膨らみ、先のキャップが徐々に押し上げられる。
- 4月〜5月: キャップが外れ、白い雄しべが一斉に開花。見頃は約2〜3週間続く。
一斉に花が開く様は圧巻だ。受粉を助けるハチや蝶が集まり、春の庭に賑やかな生命の息吹をもたらしてくれる。