規模の大きさに加え、それぞれの水族館が独自に磨き上げてきた展示コンセプトも見逃せません。現地取材に基づき、各館の最大の見どころを掘り下げます。
1. 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県横浜市)
島全体がレジャー施設となっている日本屈指の海洋レジャーアイランドです。メインとなる「アクアミュージアム」には約700種・12万点の生きものが暮らしており、巨大水槽「大海原を漂う群青の海」では国内最多級のイワシの群泳が圧巻のスペクタクルを生み出します。イルカたちが頭上を泳ぐトンネル水槽など、立体的な空間演出も見事です。
2. アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県東茨城郡大洗町)
太平洋を一望できる絶好のロケーションに建つ、関東屈指の大規模水族館です。最大のシンボルは約60種類を誇るサメの飼育展示で、その種類数は日本一を誇ります。水量1,300トンを誇る「出会いの海の大水槽」や、日本最大級の専用水槽で優雅に泳ぐマンボウの姿は、他館では決して見られない圧倒的な迫力に満ちています。
3. 葛西臨海水族園(東京都江戸川区)
東京湾に面したガラスドームが目印の都立水族館です。ドーナツ型の巨大水槽「大洋の航海者」(水量2,200トン)を時速数十キロで群泳するクロマグロの迫力は、訪れる人々を一瞬で引き込みます。国内最大級のペンギン展示場も備えており、入館料がリーズナブルでありながら世界各地の海洋生態系を本格的に学べる名所です。
4. 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)
雄大な太平洋をバックに広がる総合海洋レジャー施設です。「海の王者」と呼ばれるシャチのパフォーマンスを関東で唯一鑑賞できる場所として、全国からファンが詰めかけます。海の世界を忠実に再現した「ロッキーワールド」や「エコアクアローム」など、自然環境をリアルに感じられる工夫が随所に凝らされています。
5. 新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)
江の島と富士山を望む湘南海岸に位置し、通称「えのすい」として親しまれています。館内中央に鎮座する「相模湾大水槽」は、岩礁と波の動きまで再現したダイナミックな造りが特徴です。幻想的な空間が広がる「クラゲファンタジーホール」は、クラゲ飼育のパイオニアならではの美しい世界観を確立しています。