「予約が全く取れないというお声は耳にしております。ですが、私たちは決してお客さまを突き放しているわけではありません」
柔らかな笑みを浮かべながら語るのは、同院の指揮を執る中澤院長だ。巷で囁かれる「初診受付が即終了する」という噂の裏側について質すと、院長は診察への並々ならぬこだわりを明かした。患者一人あたりに割くカウンセリング時間を一般的な診療所の倍以上に設定し、丁寧なインフォームドコンセントを徹底していることが、結果として予約枠の希少性を生んでいるのだという。
「身体の不調の背景にはライフスタイルや精神的なストレスが複雑に絡み合っています。数分間の作業的な診察で済ませるくらいなら、1日の受診人数を制限してでも一人ひとりと真摯に向き合いたい。それが当院の根本にある哲学です」(中澤院長)
実際に通院する患者たちに話を聞くと、異口同音に称賛の声が上がった。「説明が圧倒的にわかりやすい」「こちらの問いかけを途中で遮られたことが一度もない」。単に症状に合わせた薬を出すだけでなく、最新のデータをもとに根本原因と治療選択肢を丁寧に提示するスタンスこそ、多くの患者が絶賛する最大のメリットと言える。