あずさ監査法人をはじめとする大手監査法人は、業務モデルの根本的な変革期を迎えています。象徴的なのが、KPMG独自の次世代スマート監査プラットフォーム「KPMG Clara」の高度化です。定型的なデータ突合や単純サンプリング業務をAIが代替し、異常値の検知や将来予測分析に監査リソースがシフトしています。
さらに、企業の非財務情報やサステナビリティ開示基準(SSBJ基準等)の義務化に伴い、ESGデータの保証業務という巨大な新市場が急拡大しています。従来の財務諸表監査にとどまらず、温室効果ガス排出量の算定保証やサプライチェーンリスクの検証など、会計士に求められる専門領域は大きく広がりました。
単なる「計算のチェック役」ではなく、企業の持続可能性と資本市場の信頼性を支える高度なアドバイザーとしての役割が強まっており、テクノロジーと非財務領域を掛け合わせた知見を持つプロフェッショナルへの需要は極めて高まっています。