はま寿司がエントランスの受付業務にペッパーくんを本格導入し始めたのは2016年秋のことでした。当時は飲食店における人型ロボットの活用事例として大きな話題を集め、ファミリー層や子どもたちを中心に店舗のシンボルとして親しまれました。しかし、2026年頃から順次店舗から姿を消し、2026年以降はほぼ完全に引退となりました。
姿を消した決定的な理由は、ソフトバンクロボティクスとの数年単位に及ぶレンタル契約の満了と、それに伴うハードウェアの刷新タイミングが重なった点にあります。人型ロボットは可動部が多いため経年劣化による故障リスクが避けられず、定期的な保守点検や修理コストが発生していました。回転寿司業界の激しいスピード感の中で、より高い耐久性とシンプルな運用が求められた結果の交代劇でした。