世界最高峰の舞台において、彼の存在感を一躍世界に知らしめたのがリオデジャネイロオリンピック男子4×100mリレーでの激闘だ。ジャマイカのアンカーを務めた絶対王者ウサイン・ボルトと同じレースで走り、日本チームの第3走者として見事なバトンパスを披露。歴史的な銀メダル獲得に大きく貢献した。
世界のトップバウンサーたちと肩を並べて走ったあの経験は、彼の中に「世界と戦える」という絶対的な基準を植え付けた。ウサイン・ボルトの圧倒的なストライドと存在感を間近で体感したことで、世界基準の走りを追求する熱量は一段と高まったのだった。