朝の情報番組として親しまれるNHK『あさイチ』でも、秋の特集コーナーで栗の最新調理ノウハウや注目の品種が度々取り上げられ、大きな話題を集めている。番組内で紹介された「皮が簡単に剥ける最新品種」として一躍脚光を浴びたのが、国立研究開発法人農研機構が開発した「ぽろたん」だ。
従来の和栗は渋皮が実に強固に密着しており、剥くのが至難の業とされてきた。しかし「ぽろたん」は、鬼皮に切れ目を入れて加熱するだけで渋皮ごとぽろりと剥がれる画期的な性質を持つ。近年の農業・果樹栽培の現場では、気候変動への適応や高齢化する農家の作業負担軽減を目指し、こうした扱いやすく高品質な品種の導入が加速している。