人工合成物への忌避感から人気を集めているのが、植物由来のステビアや発酵甘味料のエリスリトールです。天然由来である安心感から「体に優しい選択肢」として定着しています。
ステビアのメリットとデメリットを整理すると、メリットは砂糖の約200〜300倍の甘味を持ちながら血糖値やインスリン値に影響を与えない点、植物由来の抗酸化作用が期待される点です。反面、後味に残る特有の苦味や薬草感があり、稀にキク科アレルギーを持つ人に体質的な合わなさが生じる点がデメリットに挙げられます。
一方、トウモロコシのブドウ糖などを酵母で発酵させて作るエリスリトールの安全性は、小腸で約90%が素早く吸収されて代謝されずに尿中へ排出されるため、糖アルコールの中でも極めてお腹を下しにくい優秀な素材です。血中エリスリトール濃度と血栓リスクの関連を示唆する海外論文が話題を呼んだものの、日常的な調理用・調味料としての適量使用においては、世界各国の規制当局で安全性が再確認されています。